抜き型整理とジレンマ

そう、箱屋といえば抜き型。そして定期的に必要な業務が抜き型整理。


今後ボードゲームの注文が増える(だろう)と思い、抜き型の保管場所をフラッと見回り。

この案件またやるかなぁ、やらなそうだから奥にしまっちゃおうかなぁ、この型懐かしなぁ、なんてことを考えている私がお送りする今夜のブログです。

上の画像が抜き型です。先日紹介した抜きの機械(オートン等)にセットします。紙に切れ刃と折りスジ、ミシン刃等を一度で入れられます。

と、言ってしまうと非常に簡単な加工に思われてしまうのですが、決して軽視してはいけません。

均等な圧力で刃が入らない、絵柄に対してズレがある。そもそも印刷物が伸縮してしまって絵柄と合わない。

なんてことがよくあるトラブルでしょうか?

こちらの画像は、残念ながら棚から降ろされて廃棄される予定の抜型達です。

結構嵩張るし場所を取ってしまうんですよねぇ。

基本的には同じシリーズで印刷内容を変えて何度も使うことが多いのですが、

1回使ったきりで2度と使用しないものもあります。


概ね3年位でしょうか?クライアントにより差があると思いますが、まぁ3年動かなければ、もう出番はないかと思います。とは思うのですが下記へ続きます(笑)


抜き型があれば同形状案件の生産が決まったら依頼していただける確率が高いので、とりあえず保管、最近やらなくなったけど一応保管、まだまだ引き合いに出されることがあるから保管、似ている形状の引き合いがあったから保管。といったように、なかなか廃棄するって気持ちのなれない悩ましい子たちです(笑)


今夜は箱屋のジレンマである抜き型保管につて紹介しました。

ところでゲームマーケット2017秋のご注文まだまだ承っております。

承っておりました(笑)

お気軽にお問い合わせください。

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